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裁縫:帽子(ロシア帽子風) [作業記事等]

春は気候的に大好きな時期なんですが…
丁度良すぎて眠くなって仕方のないつかです。

お陰で用事が捗らない捗らない(笑

そんな言い訳は置いておくとして…
今回は、レポートでない記事になります。

ホント、久しぶりのレポじゃない記事な気がします。
といってもお披露目コントじゃなくてなのが、またイケテナイね(・ω・;


と、そんなわけで、数ヶ月前に…『出来たらお願い~』と言われて、
『前向きに検討~』とか言っていた、裁縫に関しての
簡易説明記事に参りたいと思います。

今更過ぎて…本当お待たせしてしまった方々には申し訳ないですm(_ _)m
こんな感じで良かったのかも微妙な気がしますが…すいません。

簡易説明記事とか言ってますが…これで作れるのか否かは、
参考にする方々の手腕にも寄る訳ですが…
私でも作れたから大丈夫だと思ってます。

ただ、説明不足で申し訳ない状態になりそうですね。

さて、まず創るに当たって、

この裁縫記事は、創りたいという意志のある方へ
役立てて戴けると幸いという意志の下に公開しています。


その上で、恐らく説明し切れていない部分等は、
各自の想像力を駆使して作って戴くと良いかと思われます。
物作り(裁縫以外も含む)は、
全てに於いて想像力が必要だと思っているので、
何かを参考にしたり見聞きした事だったりを頭の中で
試行錯誤して想像してみて、試してみる事。
ここがまず第一だと考えて以下を読み進めていって下さい。


また、メーカーやディーラーさん側に対して
業務阻害するつもりの公開ではありません。

あくまで作ってみたいと思われる方の為の
ほんの少しお力添え出来る程度の記事としているつもりです。
(問題があり、ご一報下さる事によってもたらされた
 修正・削除等のご要望に関しては、次第によって応じる事を約します。)


また…もし、この記事を参考にして営利行為を行う場合には、
各自の判断にてお願い致します。

あくまで、誰にでも出来るであろう裁縫方法を
簡易に提示しているのみですので、
何らこの事で著作権云々があるわけでもないので、
問題ないと思いますし…w


かたい前置きはこれぐらいにして、
今回…作るのはこんな感じの帽子です。

と言っても、イメージしていた物とは違う感じにできあがってるんですが…w
まぁ、帽子にはなってるのでOKです<マテw


帽子を作るにしても、服を作るにしても…
まずやらなければいけない事は、人と同じで
寸法を測らねばならないという事であり、
各部位の型紙を作る事がまず第一です。

人であれば、メジャーを使って何cmとか
あちこちを測っていかねばなりません。


もちろん、本来ドールであってもメジャーを使って測るのが
正規の方法なのですが…私のやり方はおおざっぱです。

メジャーなんて殆ど使ってません[exclamation]
だから、手直し必要な服がわんさか出来るんですね(笑


今回作る帽子でも同じ手法を使っています。

まず、用意するのはA4のCPP用紙。白い紙なら別にCPPでなくてもOKです。

帽子なので、頭のサイズが必要になるわけですね。
特に必要なのは、帽子の種類によって、何処まで被るのかで違ってきます。
深く被る様なニット帽から、軽く添えるだけのミニシルクハット等まで
ピンキリ御座いますよね。


ですので、被せたいドールの頭の、被せたい場所へ紙をあてがいます。

モデルはオルタさん。 
髪と顔が見える境目が丁度かぶれれば良いと思う場所にしてます。

これで良いと思う場所が見つかったら、紙の重なっている場所へ二個所印を入れます。

長さの印し付けですね…メジャーを使うと、長さを測ってまた紙にメジャーをあてがって
等という一工程が増えるので、私は服であっても紙をあてがってサイズを考えます。

楽だし!(笑

一応後ろ向きでの状態もこんな感じですという事でペタリ。

お団子にもちゃんと少し被る程度が欲しいんですよね。

もちろん、この辺りは個人のお好みでOKですよ?
お団子の上でも良いですし、その子のウィッグがツインテールだから
頭に置く程度のサイズが良い場合はそのサイズで。
要は、気に入ったサイズであればOKなのです。

(だって、売り物でなく自分の子に使いたい物だからね…w
 売り物にする場合は、標準サイズが必要になるので、
 公にサイズされている平均値を使うのがベストですがw)


頭のサイズを測った後は、帽子の上側に当たる部分の
サイズを決めなくてはなりません。

先ほど、測ったばかりの印しを目印に、円形を新たな紙の上に置き、
簡易的に円周をペンで印してしまいます。


本来なら、この後に、コンパスを使って均一で精密な円形にするのが
正しいやり方なのですが、私は面倒くさいのでw


鋏を入れる時に、精密な円形とは言わないまでも、
かなり正円に近い切り方をしています。
(この辺りの方法に関しては、記述していません。
 恐らくなれてくると、『あぁ、こうすると出来るのか』と想像出来ると思いますので)


てっぺんの部分にあたる円形の型どり既に切り取った後です。

立てている紙の近くに薄く線が入っているのが見えると思います。
それが、あてがった時の円周のペン印であり、
切り取っている部分よりは、1cm~1.5cm程内側に値します。

何故切り取った部分が、印を付けた所よりも増えているのかと言うと、
紙同士を貼り付けたりするのりしろや、
プラモデルやガレキで言う、組み合わせ(ライン・穴)等と
同じで、縫い代という物が必要になってきます。


もし、縫い代がない状態で切ってしまうと、
出来上がる実物はそれよりも小さい物になってしまいます。

ですので、縫い代部分を1~1.5cm取っているんですね。


この縫い代はなれてくると、1cm以下でも縫える事は縫えますが、
なれていても多少多めに取っておくと色々重宝しますので、
1cmは最低取っておく事をお薦めします。


取らなさすぎて後悔する事もありますので、
もし本当に自信がないし不安だからと思う方は、1.5迄と拘らず
2cm以上でも取って戴いて問題ありません。

失敗して切り取った布が全て無駄になるか、
サイズ調整をすれば何とかなる状態に
収められるかの違いにもなってくる可能性がありますので。


そうして、できあがった物を、区別が付く様にして「DD用」と書きます。

(1)とは、1枚という意味で書いてます。

服等になってくると、左右対称の部位は同じ型紙でいける場合があるので
一着作るのに際し、二枚表裏を使って、同じように取れば型紙節約にもなります。


もちろん、左右対称であっても、一部が違う様な
服を作る際には二枚型紙を作る事をお薦めします。

この辺りは布を切る前に、試行錯誤しておかないと
後々後悔する事にも繋がります。



そして、ここでご注意ごとを先に一つ。

縫い代の外側で側面の部分を回してみると、これだけの布が足りなくなるとなりますので
縫い合わせる際には要注意です。

縫い代を取ると、縫い合わせる際に本来意図する長さよりも増えてしまって
最後で布が足りないという事が多々あります。

(私も最初の頃経験済みです…今でも『ぁ、しまった』と思う事がありますw)

ですので、縫う際にも
ゆっくりと丁寧に確かめながら縫う必要性があるのですが、
型紙を作る際にも予防策をはると後々修正が利きます。
(予防策に関しては後で後述します)


帽子のてっぺんの型紙が出来たので…

改めて、頭へ側面用の型紙を作る為の紙をあてがい、
帽子で欲する高さの部分へ印を入れます。


この高さも好みの高さでして下さってOKです。
高くして、コック帽の様な感じでも、短くして鍋ぶた風の帽子でも、
体裁を変えてベレー帽でも良いですしね。

まぁベレー帽の場合は、
二枚に型紙を分ける方法と分けない方法があるので
おいそれと好みで設定出来る訳でもないのですが…w


取り終えた、高さの印を、等しい長さで線へ書き換えます。

この時は定規を使うのが一番良いです。
私はめんどくさがりなので、簡易的に目算で引っ張った気がしますが(笑


最終的に縫うと、丁寧にやらないと微妙にずれるので…
結局は目算になりかねません。

縫う場合に於いても丁寧にやる方法があるのですが、
簡単に適当でも作れる、
『技術が無くても作れるのかも?』
思っていただくことが大前提なので
私の面倒くさがりがこうじて出来たつくりかたを記述しています。

本来は…丁寧に基本技術を身につけて、応用も活かしつつ
縫って完成させるのが一番良い事は言っておきますよ?


ただ…私はそれが面倒なだけで、やらずにいる事ですし、
別にそれが間違った事ではないと、裁縫をされる方々に
伺って認識出来たのでそのままで通しています。

工程は違っても完成品が良ければそれで良いのですよ、うんw

納得しない人も居るとは思いますが(^ω^;
もし、納得出来ない場合は、私と会った時にでも…
「あれは違うよ!」と諭して下さると嬉しいですm(_ _)m
そういうご助言は、本当にありがたい物だと思いますので[るんるん]

さて、裁縫事に戻しまして、
欲する長さが線引き出来た後は、
その上に、縫い代を1cmぐらい取ります。

もちろん、上下両側に必要なので、縫い代は2倍要りますから、
さらに上へ縫い代を1cm取って下さいね。


画像ではまだ片側しか書いていませんので…

改めて、二回分縫い代を取った後、ペンにて書き換えた
欲する高さと縫い代上下を印したのがこの状態です。

このように、各1cmずつ縫い代を確保していきます。

ほぼ目算なので、片側が0.8cmの縫い代になってる気がしますが…
まぁ気にしないで下さい、私は気にせず完成させてます<マテw


さて、これで型紙が一応…完成しているわけなのですが。
上述にて予防策と言っていた事柄を実行する為に以下の
型紙追加を行います。

本来なれている人なら別に足さなくても良いのですが…
側面とてっぺんの縫い合わせを丁寧に出来なかった場合の為、
縫い代を外側で巻いた場合に足りなかった部分を足しておきます。



注意:本来必要ない部分なので、丁寧に仕上げれば足す必要はありません。
要は失敗を恐れての余分取りなので、布を無駄に使う事になります。


大丈夫という自信がある人は、別に足さなくてもOKです。
それに縫製を多少ミスしても縫い直す事が可能でもあり、
物の試しでやってみるなら、足さなくても構いません。

とりあえず、私は自信無いので、大抵継ぎ足しておく事をしています。
失敗しても取り返しがつきますのでw

作り上げた予防策型紙追加分は、
テープで貼り付けて一枚にします。

こうして完成した二つの型紙がこちらです。

側面と頭の上部分の二枚ですね。


一応、側面部分を再度巻き会わせてみるとこんな感じ。

外側で巻いても十分に足る長さになっていますよね。


かなり重なるので、重なった部分の片側の布が後々切り捨てる事になります。
無駄だなぁと思うのですが、失敗の為の
保険だと考えると気が楽になりますよ~w



再度書きますと、本来は…正確に測って
緻密に縫っていく方が良い事は言うまでもないので、
細かく作業が出来る人はこの辺り気をつけて型紙作って下さいね。


私のは、あくまで形を成せれば良いと
考える為に大雑把です。

で…ここまで型紙を作っておきながら何なのですが、
以下のイメージの○の様に帽子を作りたいので…

側面の型紙を作り替えます。<マテ

別に今のままで布を切って縫いつけていっても
問題なく帽子は作れますよ?

ただ帽子デザインが違う感じになると思います…多分w

どう作り替えるのか…頭でイメージするのは楽ですが、
面倒なので、一度作った側面の型紙で実証。

これだと、先程の×の様な帽子になります。

少し片側を小さな円形にする為に、斜めにするとこうなります。


斜め上から見るとこんな感じですね。

下側が上よりも、小さな円になっているのが分かりますでしょうか?
この状態ならイメージの○へ近づけられます。

そんなわけで、側面の型紙を新たな紙の上におきます。

曲げる理由は、曲げる事によって
片側の長さを短くする事が出来、
その事によって、イメージの丸印側へする事が可能となります。

そして、線付けをしていきます。

立てている紙をずらさない様に、
軽く線引きすればOKです。

線引きを取った後は、高さと縫い代を
合わせた長さで定点打ちしていきます。

この定点打ちには定規を使って
『欲する高さと縫い代上下分を含めた長さ』で打っています。

そして、曲状態の側面型紙を切り取る事によってできあがります。


この時点で気付くべきだったのですが、
丸印のイメージ通りの帽子にするにはもう少し
立てる紙を曲げて線引きすべきだった…という事ですね。


この完成した緩やかなカーブでは、
○印の帽子ではなく、×印の帽子に限りなく近い
ちょっぴり窄まった帽子となってしまったんですよ。

ここが、当初の完成写真で書いた、
イメージ通りの帽子ではないに帰結します。



ともあれ、そのできあがった型紙を、
帽子の表面であるフリースへまち針を使って
簡易固定します。

まち針の本数は型紙と布が大きくずれないと
確認出来る程度の打ち数で構いません。


多く打ちすぎると、布の種類によっては穴あきが見えてしまい。
少なく打ちすぎると、ずれて型紙通りの切り抜きが
出来ない場合がある為、適当な感じでいきましょう。


固定した後は、ロータリーカッターで、
フリース(布)を切っていきます。

もちろん、下には、カッターシートを置いておく事、
そうしないと下にキズがつきますよ~。


このロータリーカッター、裁ち鋏で布を切っていくよりも
遙かに楽で簡単に出来ますので、便利です。
ただ、お値段が少々はりますし、
無理をすると刃がこぼれるので要注意です。

そんなに沢山作る予定でない場合や最初は、
裁ち鋏で布を切る事をやっておくのも良いかもしれないです。


切り取った感じがこんな状態です。


最終的に型紙に沿う様に全てを切って…
フリース分の切り取りは完了です。

ここまで来ると、何だかウキウキしてくるんですよ~
布を縫わずに頭にあてがうだけでも何だか
『作ってる~』という気分になれるのでw


そして、裏当てに使うサテン生地も同じように切り取ります。

裏当てをしなくても良いよ、内側むき出しでもと言う方は
別にサテン生地を用意しなくても構いませんよ?


今回は白布(フリース)を使っていますし、
見える面に関しては問題なく縫えば帽子にはなりますからね。

ただ、色を濃い色を使って帽子を作りたい場合等で
色移りをなるべく防ぎたい時や、裏側の体裁も気にする場合は、
サテンは重要な位置づけになります。


デザイン重視なら、白のサテンでなくて、
黒のサテンを使うのも一つですよ?

黒フリースで同じ帽子を作る場合、
内側は白サテンだと体裁が悪いと感じ、
出来れば黒に見える方が良い場合。
裏当てをしないでいる場合と、
黒サテンを使って作る場合の差は…

見た目がよく見えるという事と。
黒サテンを使用する事によって、色の体裁を良いままにしつつ、
黒フリース素材よりも黒サテンの方が
色移りが少ない点もあげられます。
決して色移りしないという訳ではないので、注意ですが…

生地の材質によって色移りしやすいものとそうでないものを
考えるのも布を見る上で重要になってきますので
その辺りは、おいおいお勉強していって下さいね。


サテンを切り取った後はこんな感じ。

フリースの切り取った後と同じ様な感じですよねw

そうそう、今回は、特段気にすることなく切断していますが、
今回の帽子という左右を気にしないでいける部品二つだからこそ
表裏をあまり気にせず切っています。

しかし、左右対称でない型紙を作って切り取る場合には、
フリース(表面)とサテン(裏面)生地をあわせられる様に
切り取らないと、使い物にならない場合があるので要注意です。



さて、布を切り取った後は…縫い合わせていくのですが、
手縫いで全部しても構いませんし、ミシンを使っても構いません。
それぞれ得意な方をお使い下さい。


私は、面倒くさがりなのと、
手縫いが苦手なので、ミシンを使います。

設置した様子が以下の通りです。

この時要注意なのは、縫い目を今回は表に出さないで
縫う必要があるので、裏面と裏面を面した状態で設定しています。


要は、こんな感じ。

サテンのサラサラが開けると見えますよね。
このさらさらに面しているフリース側も
綿密で綺麗な表面になっています。

要するに、縫う時には、本来見える側を内側にして
縫っていると言う事です。

そうする事によって、縫い目を隠して縫う事になります。

応用で、見える側を外側にして縫う場合で、
縫い目を隠したり、縫い目をデザインとして出して
見栄えを良くする方法もありますが…ここでは説明しません。


側面のまず下側(頭に面する部分)を縫っていきます。
直線なので、ミシンをまっすぐ使っていきます。
曲がりの無い様に時々注意して止めたり動かしたりしていきます。

縫い終えた状態。

左側に縫い目が見えるのがおわかりいただけるかと思います。
縫い目が見えているのは裏側ですので…

広げると、こういう感じになります。

縫い目が見えませんよね。


広げた状態を逆側へ重ねてフリースの綺麗な側と、
サテンのツルツルが外側に来る様にしてから、
側面の縦側の片方をそのままミシンで縫います。

こういう状態になって、この状態だと表で見えてしまうわけですが…
後々の最後の工程で、円形で繋がる部分になるので、
見えなくする事が可能です。

さて、側面であと縫っていないのは、
もう片方の側面の縦側と、上側ですよね。
側面の縦側は、最終に縫い合わせますので…

次にミシンへ設置するのは、側面のこれまで縫ってきた
フリースとサテンが付いたパーツと、
てっぺんに値する円形の、まだばらけた状態の
フリースとサテンの布です。


ミシンに取り付けた状態がこの状態。


どうなっているかというと、一番下に、サテンのつるつるを下に向けて置き
その上に、フリースの粗い側を下へ向け、綿密な側を上向きに置き、
その上へ、側面のフリースが綺麗な側を下に下状態で置いています。
必然縫い合わさっている側面のサテンのつるつるが最上段になってます。

この状態で、縫っていきます。

そうそう、なれない内は、布の重なりをずれない様にする為
まち針をいくつか打っておくと良いかもしれません。

何度も言いますが、私は面倒くさがりなので
要らないと踏む場合にはまち針無しです。

生地ズレを防ぎたい場合(デザイン重視)の場合は
多少なりとも打ちますけどね?

でも、今まで作った中で、
ミシンの時にまち針を打った事は…ない気がします。
ストライプ模様やチェック模様の服を作ってないからでしょうねw


ちょっと縫い進めては、止めてを繰り返しつつ、
下の布二つは円形であり…ずれる可能性があるので、
時間を掛けて調整縫いしていきます。


手縫いの場合は、無意識で調整しているので問題ないですが、
ミシンの場合の回し縫いは、意識的な調整が必須です。


その調子で縫い進めて、
9割5分程を円形に縫い合わせていきます。


そして、最後の5分も、ゆっくり縫い合わせていき、
側面同士が重なり合うまで縫うわけですが、
最後の縦部分の縫い目隠しをする為に少し作業が必要なのです。

その最後の縦部分を説明せねば
縫い目が見えない様に出来ないのですが…すいません。
写真撮るのを忘れている為、巧く説明出来る自信がありません。

ですので…どうすれば見えない様に縫えるかを
考えて実行してみて下さい。<コラ


ヒントとしては、フリースとサテンを区別して縫う事と、
最終的には、縫い目を見えないで体裁を全て整えようとする場合には
どんな物でもミシンでなく手縫いで仕上げざるを得ないという事ですね。


もし、想像して作ってみたりして分からなかった場合には、
改めてメッセージででも聞いて戴ければ、
時間の余裕がある時に、お答え出来る範囲でならお答えします。

本当に、説明が難しい事ですので、
お答え出来る範囲かどうかが怪しいのですがorz

ぇ~…説明下手で申し訳ないですm(_ _)m

ただ一言添えるならば…この見えない様に縫う事を
想像出来ないと…恐らく服全体を作ろうと考える際に、
見栄え良く出来なくなる可能性があります。

いわゆる、縫い終えで体裁良く仕上げる為には
毎回必要な事柄ですので…

色々作ってみたいとお思いの方は、じっくりと考えてみる事をお奨めします。


もちろん、縫い終える作業の手前に、
余分に足していた場合の布は
切り取る事になるのをお忘れ無くなのです。


完成した帽子はこんな状態です。

上から見てるので白の円柱にしかみえませんねw

斜めから見ると…

まぁ、帽子かな?と言える程度ですね(笑

逆さまからみると…

サテンが入っている事で、内側も見栄えよく見えますよね。
色移りにも適していますが、こういう裏当てで綺麗にするという事にも
役立つので、サテンとか…メッシュ生地はかなり有用に使えます。


で…、本来帽子口を小さくする予定が、
結局直立に近い状態になっているのは…
私が縫いくちを適当にしている事と、
側面の型紙の取り方が甘かったからですね。

その辺りは、各自試行錯誤するのがベストです。
もちろん、私もさらに試行錯誤なのですよ…(^ω^;

完成した帽子を、オルタさんにかぶせてみます。


如何でしょう…?

まだ直さないと駄目だよね~とは思いつつも
見栄え的には問題ない作りになっていると感じますが…w

ぅ~、売り物にはなりませんけどね?(笑

後ろ側もちゃんとお団子まで帽子内へ収める事が出来てます。


上から見ると…こんな感じ。

途中で書いてましたが、黒のフリースで作った方が
オルタさんのデフォ衣装には似合いそうですね~w



そんなわけで、裁縫の帽子編…如何だったでしょうか。

少しでもお役だち出来ると良いのですが…
何だか微妙な気がしてなりませんorz


一応、裁縫に関してどの物でも、基本的には
素材を(手芸屋等で)探す。
型紙を作る。
布を切る。
全てを縫い合わせていく。
最終的に見栄え良く仕上げる。

と言う事が全てに於いて使う工程です。


もちろん、細かい部分はそれぞれやり方が違ってきますし、
正式名称分からない、布崩しとか色々な手法がありますので、
難しい物になればなるほど、作るのは工程も増えますし
時間も掛かります。

どんな事(裁縫以外)でも言える事ですが、
いきなりこれをやりたいからいきなりやるというのは難しいです。
まずは、簡単と思える事から徐々に
ハードルを上げると良いのだと思いますよ~?


私の場合は…一つ二つ作って、
いきなり着ぐるみとか、


キャラ物のお洋服であれや、これとか


こんなのも…

間に合わせで作ってましたねぇ…

そして、今回の帽子とセットになるコートとか…


過去から、現在までの作品並べて見ると、
凄い粗だらけですね…(´・ω・`)


誤解無き様に記しておくと、
別に技術が長けてる訳でもなく、裁縫が得意というわけでもないです。

基本やっている作業は上の五工程です。

もし、拝読されている方が、『いや、これは裁縫得意でしょ』と思われたのでしたら、
…ただ単に、あれこれ想像して、一つがこうなったら次がこうなっていると
考える事を重視していたから出来た事だろう…と思っています。

後は、手縫いが粗がより多くなるのに比べて、
ミシンが精密に、縫ってくれるからだろうと思われますw


もちろん、褒められたりする事に関しては大変嬉しく思っていますし、
自身のした行動全てを否定する訳ではないですが、自分の中では
まだまだ頑張らないと駄目すぎるとの思いが強いのですよ。


積み木でどう組み上げれば高くまで積めるかというのとか、
パズルゲームで何連鎖出来るかを考えるのと似た様な物かも知れませんね。


即ち…冒頭で述べた通り、
想像力を働かせるとよりイイ物が
作れる事になると思って戴ければ幸いです。

本来なら、コートの作り方も記事に出来れば良かったのですが
写真を撮る暇も無かったので、スルーです。

他の服などは、おいおい記事に出来る様ならします。
可能性はかなり低いですが(・ω・;


だって、自分が新作作ってる時って、試行錯誤してる為に、
これが正しいという訳でもないので、写真撮っても使えなかったり、
説明出来るか怪しいというのが一番最たる事だったりします。


ホント、この記事で少しでも作りたいと思えると良いなぁ程度
ですので、お役立てて戴けたなら幸いです。


苦情やご質問、ご意見等々コメントやメッセージ戴けると
有り難いです~m(_ _)m

可能性は低いですけど…出来る事なら次の講座?
講座というのも烏滸がましいですけどw
裁縫記事を続けられたらとは思っていますので。

問題は、あれこれと手を広げられない状況にあるという事ですねw
裁縫も最近してませんし、お披露目コント溜めすぎですから…
…情けなや状態です、えぇorz

そんな訳で今回の記事はこれにて終了とさせて戴きます。
タグ:裁縫 帽子
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コメント 10

つか

TT-01さん、こんばんは~
niceありがとうございますm(_ _)m

裁縫…記事書いてるだけでもまたやりたくなってくるので困りものですw

by つか (2010-04-10 00:03) 

つか

30さん、こんばんは~
niceありがとうです~(>ω<b

お針子さんのお品また拝見するの楽しみにしてますよ~♪
私は…GW迄にサプライズ作れるのか全く持って不明です(・ω・;
by つか (2010-04-10 00:06) 

C

こんばんは+*
ロータリーカッター、お人形服にはかなり便利ですよね!!
私は裏処理、「どうせ見えないし~」と端折ってます(^^;
見返し部分に接着芯を使ったり、細かいところは布用ボンド使ったり…
くっつくもの、最高!(笑)
by C (2010-04-10 02:16) 

水銀

こんちゃー、つかさん

>春は気候的に大好きな時期なんですが…
杉花粉だけは憂鬱ですがw、花粉さえ過ぎてしまえば良い季節ですね(^^)
先日、DMC-G1とMDマウントアダプタを購入したので
手持ちの「ミノルタROKKORレンズ」で桜を撮っています~
まだAFレンズを買っていないので、とりあえず来月あたりに「20mm/F1.7」かな

>丁度良すぎて眠くなって仕方のないつかです。
同じく、なにか色々としたい様な気はするのですが
休日は惰眠をむさぼっております(^^ゞ

今回は裁縫の話ですね、
記事の方みていると、丁寧に作ってるのだなぁと思います(^^)

私は裁縫はしないのですが、
とりあえず出来は気にしないで何か作って見たりしたいなぁ~
とは夢に見るw のですが、結局何もして無いのです・・・

>記事書いてるだけでもまたやりたくなってくる~
読んでいると、こちらも挑戦したくなってきますね(^^;
その時は参考にしたいと思います(^^)
あ、ミシン買わないとw
by 水銀 (2010-04-10 09:44) 

ranmaru

こうやって製作されていたのですね。
このように詳細に解説していただくと、俺にもできるかな?という気が起こっ
てきました 笑

既に手芸材料店には普通に出入りしていますし・・・
以前から裁縫スキル、これがあるとあんな服・こんな服を作ってみたいという
構想(妄想?)はたくさん持っていました。
by ranmaru (2010-04-12 01:07) 

つか

Cさん、こんばんは~

>ロータリーカッター、お人形服にはかなり便利ですよね!!
小さい分、切り返し易くないとどうしても辛い時がありますよね。
かなり重宝してます。
買う時は、「何、この高いの…」と考えてましたがw

>私は裏処理、「どうせ見えないし~」と端折ってます(^^;
端折る場合もあるのですけどね…
写りそうな色合いの場合は、ある程度付ける様にしてます。

確かに、裏処理端折ると…別な意味で利点が出てきますしね(^ω^;

>見返し部分に接着芯を使ったり、細かいところは布用ボンド使ったり…
接着芯、そう言えばこの帽子で芯使ってた気がするのに
記載忘れてますorz


くっつくもの、最高!(笑)
時間短縮にはもってこいですね~w

by つか (2010-04-12 19:51) 

つか

水銀さん、こんばんは~
いつもniceとコメントありがとうです。

>杉花粉だけは憂鬱ですがw、花粉さえ過ぎてしまえば良い季節ですね(^^)
私は、未だ花粉症だけは耐え抜いてます…
何時まで耐え抜けるかは分かりませんが(^ω^;
ぽかぽか陽気は良いですよね~
暑すぎず寒すぎずw

>先日、DMC-G1とMDマウントアダプタを~
わ~ん、また色々と羨ましい物を仕入れてますねー
しかも、それで桜撮影とか羨ましすぎ!
私はそちらに全く持って回せませんので我慢ですよw

>同じく、なにか色々としたい~
惰眠をむさぼれるというのも、また一つのやる事かとは思います。

丸一日眠りたいと思う時もありますしね~
他のやる事放置なのでヤヴァイですけど(笑


>今回は裁縫の話ですね、
>記事の方みていると、丁寧に作ってるのだなぁと思います(^^)
別口でやりたい記事とはこれの事だったのですよ~

丁寧に思って戴けて嬉しい限りです
でも、これでも適当にやってるのですよ?
本当は、数工程すべき所を、端折ってますし(笑


>私は裁縫はしないの~
やりたいと思って動けたら吉日ですよ~w
一歩動くとどのことにおいてもですが、
最後まで突っ走れます。

>読んでいると、こちらも挑戦したくなってきますね(^^;
是非、挑戦してみて下さいまし~♪
一回やり遂げると、楽しいと思えますので…
後は、やる気が続けば、服代かなり浮いてきます<マテw

>その時は参考にしたいと思います(^^)
簡易的な記事ですが、お役立ち出来るなら嬉しいです。

>あ、ミシン買わないとw
色々吟味すると、自分にあったミシンが選べると思いますよ~


by つか (2010-04-12 20:01) 

つか

うっちーさん、こんばんは~
niceありがとうですよー

何時かは、フリル系のドレスとか作りたいですが…
アレに挑戦するのは難しそうで手を出してません(^ω^;
by つか (2010-04-12 20:02) 

つか

ranmaruさん、再びこんばんはです

>こうやって製作されていたのですね。
あれこれと試行錯誤しつつ~ですね。
構想からいれると、かなりの長期間に渡りますw

>このように詳細に解説していただく~
基本、裁縫が出来なくても少し聞きかじったり
想像を働かせると、案外作れちゃったりしますので
是非、これを機に何か作って見ちゃって下さいな~(>ω<b

>既に手芸材料店には普通に出入りしていますし・・・
あれこれ、揃いますしね~
手芸屋や雑貨屋、百均等は、ホントドールやり始めてから宝の宝庫ですw

>以前から裁縫スキル~
おぉ、そうすると…本当にこれを機会に!ですね。

何か作られた時には是非見せて下さいませね~?♪
by つか (2010-04-12 20:11) 

つか

しーなさん、こんばんは~
niceありがとうですよーー
裁縫…自身でやってみると、
ちょっとした事でも難しいと言えるので
やはりディーラーさんとか業者さん大変なんだなぁと思うですよ~

何時も色々ありがたい限りですm(_ _)m
by つか (2010-04-14 23:27) 

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